物価高の影響で2023年のクリスマス、保護者の二人に一人がこどものクリスマスプレゼントに「影響ある」と答えていたことがインターネットのアンケート調査でわかりました。
調査は2023年10月、全国の高校生の男女や高校生の子どものいる保護者を対象に行われました。
それによりますと、物価や為替などの経済状況がクリスマスプレゼントに影響するかを高校生の保護者に聞いたところ、「影響ある」または「大きく影響がある」と回答した人は約半数の51.6%に上りました。
そのうち「大きく影響ある」と答えた人の割合は、2022年の調査より2.3ポイント上昇しました。
回答した人に金銭面での工夫を複数回答で聞いたところ、「外食をしない」が75.0%と最も多く、「食材を通常より安く買えるよう手配する」が33.8%でした。
また、今回の調査では高校生の約4割がプレゼントを保護者に「ねだりにくい」と感じていて、調査会社では「特に高校3年の現役受験生にとっては学費の高さも『ねだりにくさ』を生む要因のひとつになっている」と分析しています。