アーセナルのレジェンドであるイアン・ライト氏がトレント・アレクサンダー=アーノルドのFKがベルント・レノのオウンゴールに変更されたことを非難しているようだ。イギリスメディア『ミラー』が伝えている。
問題のシーンは、プレミアリーグ第14節のリヴァプール vs フラムの一戦で生まれた。前半20分、リヴァプールはペナルティアーク付近でFKを獲得すると、アレクサンダー=アーノルドのキックは見事な軌道を描きゴール右上へ。バーに当たって跳ね返ったボールは、セービングしようとしたベルント・レノに当たりゴールに吸い込まれた。
完璧とも言えるFKでアレクサンダー=アーノルドが得点したかに思われたが、後半途中にレノのオウンゴールと判定されてしまった。
これを受け、アーセナルのレジェンドであるライト氏が『The Kelly & Wrighty Show』の番組内で非難した。
「なぜ彼らは最初のゴールをトレントに与えないんだ。これがオウンゴールだと言っているのはなぜだ」
「彼にゴールを与えないなんてばかげている。彼(レノ)の頭に当たってなくてもゴールかゴールじゃないかなんて分からないじゃないか」
一方、FKを蹴ったアレクサンダー=アーノルド本人もオウンゴールになってしまったことを悔やんでいるようだ。
「ゴールの枠から少し外れていたんだ。今はオウンゴールと判定されて少しがっかりしている。でも、いい蹴り方だったし、少しでもゴールに絡むことができてよかったよ」
なお、アレクサンダー=アーノルドは88分、チームを勝利へ導く逆転ゴールを決めており、この試合のMOMに選出されている。