部活動の地域移行を経済界が支援 仙台市と仙台経済同友会が協定

仙台市は中学校の部活動の地域移行について、指導員の派遣などで企業との連携を図るため仙台経済同友会と協定を結びました。

協定締結式では、郡仙台市長と仙台経済同友会の小林英文代表幹事がサインを交わしました。

仙台市は、中学校の部活動について教員の負担軽減などのため活動の主体を学校から地域に移行させる準備を進めています。

協定では、経済同友会の加盟企業が指導に当たる人材を学校に派遣するなどして、地域移行への支援を行うことにしています。

郡仙台市長「スポーツに関わった皆様方を直接雇用して派遣をする、あるいは社内にいらっしゃる方のスポーツがとても得意な方々を派遣する。そして一緒になって色々スポーツ振興に取り組んでいただく」

経済同友会に加盟している深松組では、内定者2人を部活動の指導員として2024年春から週に1回、中学校に派遣することにしています。

派遣予定の深松組光井響平さん「バスケットボールの楽しさはもちろん、つながりとか楽しさとかを子どもたちに伝えられたらいいなと思います」

経済同友会では、指導員を引退したプロ選手のセカンドキャリアの1つにもしていきたいとしています。

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