「老後生活に大いに不安感じる」半数超 百十四経済研究所が香川県民にアンケート

百十四経済研究所が2023年8月から9月にかけて、香川県民を対象に行った「老後生活」に関するアンケート調査で、半数以上が「大いに不安を感じる」と回答しました。

このアンケートには、香川県在住の20歳から64歳までの男女472人が回答しました。

老後生活については、52%が「大いに不安」、29%が「不安」、14%が「少し不安」とし、「不安はない」と答えたのは5%でした。不安の内容は「生活資金が十分でない」が88%と最も多く、次いで「自分自身、配偶者などの健康」が73%、「自分自身、配偶者、親などの介護」が60%でした。

老後の備えについては、23%が「ある程度備えている」、44%が「これから備えていく予定」、33%が「備えていない」と回答。老後に必要な資金は「1000万円超から2000万円以下」と答えた人が35%と最も多く、「2000万円超から3000万円以下」が18%、「500万円超」が15%でした。

老後の暮らし方については、61%が「老後の生活を安定させ、もしくは充実させるため、働けるところまで働きたい」と、就労を継続したいという意向を持つ人が多かったということです。

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