貨物船内で作業員が重機の下敷きになり死亡 現場責任者が書類送検

9月、貨物船の中で荷降ろしをしていた男性作業員がブルドーザーの下敷きになり死亡した事故で、現場の責任者が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。

9月、宮城県の石巻港に係留していた貨物船の倉庫内で、飼料をブルドーザーで平らにする作業をしていた20代男性作業員が、操縦席から転落してブルドーザーの下敷きになり死亡しました。

石巻海上保安署は、6日付で安全確認を怠って作業を指示したとして石巻市の運送会社、南光運輸に勤務する現場責任者の男性(47)を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

当時飼料の山は急斜面となっていて、ブルドーザーが前傾姿勢になり男性作業員が投げ出されてしまったということです。

現場責任者の男性は「現場の状況を確認していれば事故は起きなかった」と容疑を認めています。

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