2023年決定版!まるでアートな、都内で゛今”食べられる麗しのモンブラン5選

モンブランが最高に美味しい時期も、今がピークに!

2023年も数多くのモンブランが登場する中で、パティシエたちの技術で驚きのモンブランが。今回はあまりにも美しく、そして麗しい“まるでアート”なモンブランを厳選。

その見た目からは想像できない、中身の複雑さやお店のこだわりも取材してきました。

都内を中心に、厳選した5つのモンブランを紹介していきます。

目次>
①素材の味が引き立つシンプルな仕上げのモンブラン / ラトリエモトゾー(池尻大橋)

②ちょっとした手土産にも。ベージュ色にまとめた華やかなモンブラン / アンプティパピヨン(松陰神社前)

③栗が苦手なシェフが作ったモンブラン / トレカルム(千石)

④あるテレビ番組をきっかけに商品化された真っ黒なモンブラン / パティスリー クロノアール(新小岩)

⑤タルトが美味しい、和洋折衷モンブラン / アトリエコータ(神楽坂)

①素材の味が引き立つシンプルな仕上げのモンブラン / ラトリエモトゾー(池尻大橋)

モンテビアンコ ¥712(税込)

田園都市線・池尻大橋駅から徒歩3分ほどにあるイタリア菓子店「ラトリエモトゾー」。

イタリアで権威ある認定証「MOI」を持つ、イタリア菓子の第一人者、藤田統三シェフのお店です。

イタリア菓子を代表する「ティラミス」をはじめ、現地のレシピに沿ったクラシックなスイーツがショーケースに並びます。

そんな藤田シェフの代表作である「モンテビアンコ」。

北海道産生クリームがたっぷり絞られたモンブランは、イタリア側からみた山“モンブラン”の形を表しています。

イタリアの栗をベースに4種類使ったマロンクリーム、ベースにはココアのメレンゲが入っています。空気を含んだ生クリームは、とても軽い口あたりで甘さが控えめなのがポイント。

シンプルな構成ながらも、一つ一つの素材の味が引き立つモンブランです。

About Shop
「ラトリエ モトゾ―」
東京都目黒区東山3-1-4 ニューリバー東山1F
営業時間:13:00~18:00(商品がなくなり次第閉店)
定休日:月・火
Instagram:@latelier_motozo_official

②ちょっとした手土産にも。ベージュ色にまとめた華やかなモンブラン / アンプティパピヨン(松陰神社前)

BEIGE ¥756(税込)

2022年7月に誕生したお菓子屋「アンプティパピヨン」。

おしゃなカフェや雑貨屋が立ち並ぶ、東急世田谷線・松陰神社前から徒歩2分ほどにあります。

この地で腕を振うのは、フランスでも最高級ランクのホテルとしても有名なHotel Ritzの料理学校「リッツエスコフィエ」やお店の立ち上げ、商品開発などで経験を積んだ松川 都美さん。

毎月開催されているお菓子教室では、フランス菓子を中心に、出来るだけ身体に優しい素材で作られたスイーツの数々は、多くの受講者からも評判を集めています。

そんなお菓子教室でレッスン用に開発されたモンブラン「BEIGE」。

熊本県産和栗の渋皮煮、低温焼成したメレンゲ、天然ヴァニラを使用したクレームパティシェール、大分県産のフレッシュクリームが層をなします。

トップのクリスティアンの食感と軽やかなメレンゲ。そして乳味を加えていないモンブランクリームは和栗本来の味わいを楽しめる仕立てに。

名の通りベージュ一色にまとめた特別感があるモンブランです。

About Shop
「アンプティパピヨン」
東京都世田谷区世田谷4-1-13 アウルShoin2B
営業時間:11:00~18:00
定休日:月・火・水・木
公式Instagram:@_unpetit_papillon_

③栗が苦手なシェフが作ったモンブラン / トレカルム(千石)

三田線・千石から徒歩5分ほどにある地元の人に愛され続けるパティスリー「トレカルム」。

ホテル西洋銀座などで修行を積んだオーナーシェフ・木村 忠彦シェフのお店で、実家の金物屋を改装して2014年にオープンしたんだそう。

白くて美しい佇まいの店内には、ケーキ・パン・焼き菓子などフランス菓子を中心に並べられています。

そんなお店の「モンブラン」は開発から6年もかかったスペシャリテ。

栗のモソモソとした食感が苦手な木村シェフが作ったモンブランは、滑らかなマロンクリームと、秋の枯れ木をイメージしたザクザクとした珈琲のメレンゲが特長。

中心に入っているカシスとブラックベリーのムースの酸味の軽やかさが混じり合う味わいで、手土産に喜ばれること間違いなしです。

About Shop
「トレカルム」
東京都文京区千石4丁目40-25
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休
公式Instagram:@trescalme_sengoku

④あるテレビ番組をきっかけに商品化された真っ黒なモンブラン / パティスリー クロノアール(新小岩)

タルトモンブラン ¥2450(税込)

総武線・新小岩にあるフランス菓子専門店「パティスリークロノアール」。

黒色のお菓子をつくれる「ブラックココア」にのめり込んだ永堀シェフのお店で、常時40種類以上の黒いお菓子が店内にずらりと広がります。

そんなお店の代表作「タルトモンブラン」。

テレビ東京「アド街ック天国 新小岩編」に出演されている西島秀俊さんが
モンブラン好きである事から開発、商品化となった逸品。

お店ならではの黒いシュクレ、黒いクレームダマンド、黒いモンブランクリーム、黒いスポンジの真っ黒なモンブラン。

ナイフを入れると真っ白なバニラクリームが顔を出します。栗の甘露煮の甘さと優しいバニラクリームの相性抜群な組み合わせ。

サイズは3号サイズの2~3人用で小ぶりながらも満足感があり、友人や家族と一緒に食べるのにもおすすめです。

About Shop
「パティスリー クロノワール」
東京都葛飾区東新小岩5-20-6
営業時間:11:00~19:00
定休日:月、第4日曜日
公式Instagram:@patisserie_quronoir

⑤タルトが美味しい、和洋折衷モンブラン / アトリエコータ(神楽坂)

モンブラン ¥680(税込)

グルメの名店が集う神楽坂駅から徒歩1分程にあるカウンターデザートとテイクアウトのお店「アトリエコータ 神楽坂店」。

世界的なホテルのレストランで腕を振ってきた吉岡浩太シェフがつとめます。

モンブランやパフェなどの目の前で仕上げるカウンターデザートは注目を集めています。

そんなお店の人気商品「モンブラン」。

中心には和栗を混ぜ合わせた軽めの生クリームが、周りにはフランス産の栗とバター、ラムを合わせたマロンクリームが入っています。

アーモンドと和栗を混ぜ合わせた土台の栗の風味豊かなタルトは、これだけで焼き菓子として販売できるほどの美味しさ。

濃厚で風味豊かな味わいと軽さのバランスが絶妙なモンブランです。

About Shop
「アトリエコータ 神楽坂店」
東京都新宿区神楽坂6-25
営業時間:平日(テイクアウト)11:00~19:00、休日(テイクアウト)11:00~18:00
定休日:不定休

いかがでしたでしょうか。都内で食べられる和栗本来の味を楽しめるシンプルなものから個性豊かなモンブランまで幅広くご紹介しました。参考にしていただけると嬉しいです。

Takuma

インスタグラマー

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都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)

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