旧陸軍被服支廠 重文指定へ 活用方針まとまる 平和学習や観光施設など 広島

南区の旧陸軍被服支廠について、国による重要文化財指定に向け県などが将来的な活用イメージを取りまとめました。

旧陸軍被服支廠は県所有の3棟と国所有の1棟のあわせて4棟あります。

県などによりますと1号棟については展示室やライブラリーなど「文化や平和を学べる拠点」としての活用を想定。ほか3棟については地域住民が日常的に活用する多目的ホールや物販施設のほか、国内外からの観光客が利用するホテルや飲食施設などとしての活用を想定しています。

また、県が所有する3棟のうち1棟については広島市へ無償譲渡する方向で協議しているということです。

旧陸軍被服支廠は早ければ来月にも国の重要文化財に指定される見通しで、最終的な活用策については県などが議論・検討を進めていくことにしています。

© 広島ホームテレビ