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2023年12月5日に公開された動画のテーマは……江東区長選告示！木村弥生前区長辞職の影響は？
ゲストに乙武洋匡氏をお招きし、12月に行われる江東区長選挙について語っていただきました。
木村弥生氏を応援していた乙武氏が思わず漏らした本音とは？
【このトピックのポイント】
・木村氏は公選法を把握していなかった？
・逆風の自民党は都ファの候補に相乗り
・党勢拡大を狙う維新派候補を擁立するも不安要素あり
木村弥生氏が江東区長を辞職 区民から怒りの声
東京都江東区の木村弥生区長は、4月の区長選挙での公職選挙法違反事件の責任を取り、11月15日付で辞職しました。
乙武氏は、自民党の国会議員でありながら票になりにくいと言われる女性政策・子ども政策・障がい者政策に熱心に取り組む木村氏に賛同していたとのこと。
4月の区長選挙では木村氏の応援演説に3回入ったことを明かし、今回の辞職については悔しさをにじませるとともに、事件の発端となった有料ネット広告の利用を勧めた柿沢未途氏に対しては「柿沢未途ふざけんな、を言いたい」と本音を漏らしました。
乙武氏が気になったのは、木村氏がどこまで違法性を認識していたのかという点です。
公選法は複雑な法律ですが、今回の件は政治家としては初歩的ではないかというのがMC鈴木の意見。乙武氏も「国会議員2期やっててそれを知らないか？」とMC鈴木に同意します。
とはいえ、すぐに発覚するであろう有料ネット広告の利用を違反と知りながら行ったとは考えづらく、2人の結論は「違反だと知らなかったのだろう」という点で落ち着きました。
木村氏がネット選挙に明るくなかった要因について、乙武氏は木村氏が国会議員時代にネット選挙に頼らず古典的などぶ板選挙で戦ってきた可能性に言及。
MC鈴木も「（区長選挙の）最後ギリギリの戦いになって、新しいものに手を出したら思いっきり違反だったとか」と推測しました。
前回の区長選挙からわずか半年で再び選挙が行われることについて、区民からは「木村氏が区長選費用を払って」という厳しい声も上がっています。
乙武氏は選挙に使われる税金を踏まえ区民の声に共感しつつ、「僕は柿沢さんに払ってほしいと思いますけど」と恨み節を炸裂させました。
12月10日投開票 江東区長選挙
12月に行われる江東区長選挙では、5名が立候補しています。乙武氏は「この構図を語る上で欠かせないのはここにいない人の存在」とコメントし、前回出馬した山﨑一輝氏の名前を挙げました。
山崎氏と言えば、父親で元江東区長の山﨑孝明氏とともにゴルフ場私物化問題が週刊誌で取り沙汰され、大批判を受けた人物。木村氏の件と相まって金権政治にうんざりしている江東区民の声もあり、今回立候補を見送ることになったようです。
その隙をぬって名乗りを挙げたのが大久保朋果氏。乙武氏によると、小池百合子氏のつてで都ファが候補を立てたところ、自公がそれに乗っかったというのが背景にあるとのことです。
野党系候補として立候補したのは酒井菜摘氏。立憲、共産、れいわ、社民党、東京・生活者ネットワークによる一本化が実現しました。木村氏を支えていた江東区新時代の会と近く、「実直にやられている方」と乙武氏も評価しています。
日本維新の会は小暮裕之氏を推薦しています。乙武氏は小暮氏が立候補前に医療法人の理事長として赤ちゃんポストの設立を目指す活動を行っていた点を評価する一方で、小暮氏が告示前に設立した「江東区民ファーストの会」をめぐる騒動に言及。
団体名のチョイスやその後のちぐはぐなやりとりを挙げ、悪い注目のされ方をしている点を不安視しているようです。
乙武氏「餅は餅屋みたいな言説を招いてしまうのではという気がしないでもないですけど」
自由を守る会推薦の三戸安弥氏に乙武氏は注目しているとのこと。「ザ・市民派」と評し、昔ながらの政治に嫌気がさしている層の票を集めるのでは、と予想しました。
無所属の猪野隆氏は前回に引き続き立候補。乙武氏によると江東区内では柿沢氏に次ぐ頻度でポスターを見かけるとのことで、根強いファンの存在がうかがえます。
かつては東京23区の区長選挙と言えば高齢多選でほとんど男性候補というイメージがありましたが、今回の江東区長選挙では全員60歳以下で30代の女性候補が2人とフレッシュな顔ぶれが揃っています。
どのような選挙戦が展開されるのか、江東区長選挙から目が離せません！
動画本編はこちら！
出直し江東区長選挙に乙武氏の本音が炸裂！
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