マイナ誤登録、5自治体を指導 障害者手帳で、計5千件超

 政府の個人情報保護委員会は6日、マイナンバーに別人の障害者手帳の情報をひも付けるミスが100件以上あったとして、静岡や高知、長崎、宮崎の各県と鳥取市の5自治体をマイナンバー法に基づき行政指導した。本人確認を徹底することなどを求めた。誤登録は合計で5032件あったと発表した。

 マイナンバーに障害者手帳の情報を登録する際に確認が不十分で、誤って別人とひも付けしたのが原因と指摘した。自治体別では、静岡県が100件、高知県が114件、長崎県が1989件、宮崎県が2344件、鳥取市が485件。11月末時点で報告があった事案を集計した。

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