核禁条約会議参加の大学生 被爆者の思いを訴え

ニューヨークの国連本部で、2023年12月1日に閉幕した核兵器禁止条約の第2回締約国会議に参加した広島の大学生が報告会を開き、今後も被爆者の声を発信する活動を続けたいとしました。報告会を開いたのは、広島市立大学1年生の大内由紀子さんら2人です。大内さんは国連本部であった第2回締約国会議を傍聴したほか、アメリカなど世界各国の若者との交流会などに参加しました。そして、ニューヨークの日本領事館前でスピーチし、被爆者の思いを訴えたことなどを報告しました。

■広島市立大学 大内 由紀子さん

「核大国の中でも精力的に活動されている方々とお話をしたりですとか。広島長崎から来られた被爆者の方を見て、大変勇気づけられましたし私も日本の若者として、これからも声を上げていく必要があるなと改めて意志を強くできた」

大内さんは「今後も被爆者の声を発信する活動を続けたい」としています。

【2023年12月6日 放送】

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