インテルvsユベントス…23歳CBジャロのゼロ円獲得巡って火花! ポールポジションに立つのは…

リールのDFチアゴ・ジャロ(23)[写真:Getty Images]

リールのポルトガル代表DFチアゴ・ジャロ(23)を巡り、インテルとユベントスが水面下でバトルを繰り広げているようだ。

ジャロは空中戦を得意とする190cmの右利きセンターバック。スポルティングCPおよびミランの下部組織を経て2019年夏にリーグ・アンのリールへ移籍し、現在までに公式戦通算102試合でプレーする。

その過程でリーグ・アン優勝やチャンピオンズリーグ(CL)も経験してきたわけだが、現在は今年3月に前十字じん帯断裂の重傷を負った影響により、今シーズンは未だ出場ゼロ。その一方、リールとの契約が今季限りとなっている。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランのプリマヴェーラに在籍歴を持つ23歳に対し、インテルとユベントスがゼロ円獲得を視野に。現段階でポールポジションに立つのは、ミランの宿敵であるインテルだという。

どうやらインテルは今年春の時点で、当時退団がほぼ確実となっていたDFミラン・シュクリニアル(現PSG)の後継者候補として白羽の矢を立てていたものの、前述の重傷を受けて一時撤退。それでもリストには含め続けてきた模様だ。

すでにジャロおよび代理人との顔合わせを済ませ、水面下では大筋合意に達しているとの見方も。ただし、ユベントスも諦めていないようで、“ボスマン・プレーヤー”として本格交渉解禁となる来年1月、そして来夏まで、「不愉快なサプライズ」が起きてもおかしくないとのことだ。

それでも、条件面での提示はインテルがユベントスを凌駕。この点は間違いないとみられている。

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