横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区)は6日までに、健康長寿社会の実現へ向けたヘルスケア分野の教育研究拠点として湘南アイパーク(神奈川県藤沢市村岡東)内に新湘南共創キャンパスを開設した。健康・医療分野の研究開発拠点が集積する同パークをはじめ、近接する湘南鎌倉総合病院(鎌倉市岡本)、藤沢市など多様な関係機関や周辺住民と連携。周辺で始まる新たなまちづくりとも連動し、超高齢社会の課題解決を目指す。
同キャンパスは総面積約242平方メートルで、2024年1月からの本格的な活動開始を目指し、施設の環境整備を進めている。
工学や都市科学、社会科学など多様な分野の研究者が、学生とともに健康長寿社会を実現するための研究活動を展開する。参画する研究者は30人程度に上る。