「うんざりだけど…」負傷離脱の冨安健洋が心境綴る「もっと強くなれる」、日本代表の仲間もエール

好調維持も負傷離脱が決定した冨安健洋[写真:Getty Images]

アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、負傷後初めて心境を綴った。
【写真】冨安健洋が心境綴り、代表仲間からエール

今シーズンはアーセナルの左サイドバックのバックアッパーとしてスタートした冨安。しかし、開幕戦で今季加入のオランダ代表DFユリエン・ティンバーが長期離脱となると、2番手に浮上。途中出場で出場機会を重ねていった。

そんな中、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコからポジションを奪い、スタメン起用されると、初ゴールも記録。その後、DFベン・ホワイトがコンディションを落とした結果、右サイドバックとして先発出場を続けていた。

しかし、2日に行われたウォルバーハンプトン戦の後半に突如座り込み、ふくらはぎを痛めた様子を見せていたが、そのまま交代。検査の結果をミケル・アルテタ監督は「検査を受けたが、良いニュースではなかった。彼はふくらはぎを負傷しており、しばらく戦線を離れることとなる」 と伝えた。

加入1年目にもふくらはぎを負傷して長期離脱した冨安。自身のインスタグラムを更新し、英語と日本語で心境を綴った。

「ケガをしたことにはうんざりだけど、これを機にもっと強くなれると信じている」(英語)

「まだ過程って事ですね。ブレない。継続。」(日本語)

過去2シーズンはいずれもシーズン途中に負傷し、そこから復帰にかなり時間を要していた冨安。序列が上がり、課題とされていた攻撃面でも2試合連続でアシストを記録するなどしていた矢先の離脱となった。

これには日本代表のチームメイトも反応。MF守田英正(スポルティングCP)は「待ってるぞー」、DF菅原由勢(AZ)は「Our Tom(俺たちのトム)」、MF田中碧(デュッセルドルフ)やMF久保建英(レアル・ソシエダ)もエールの絵文字を送った。

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