「当選金3300万円」メールが届き…「申請費用」要求され半年間に66回1900万円振り込む 静岡・裾野市 

「当選金3300万円」。携帯電話にこのようなメールが届いたのをきっかけに、裾野市の60代の男性が1900万円をだまし取られました。男性は半年以上に渡り、66回も現金を振り込んでいた、ということです。

男性にメールが届いたのは4月。大手通信事業者が差出人で、「当選金3300万円。手続き申請してください」とありました。男性は指示されたとおりに住所・氏名・メールアドレスなどを入力しました。
すると、メールやSNSで当選金を受け取るために必要、などとして、「申請費用」の振り込みを求められ、男性は4月から11月にかけて66回にわたり現金を振り込み、被害金額は合わせて1900万円に上りました。

男性は「最初は大手だったので信用して振り込んだ」という趣旨の話をしているということです。

警察は「大手通信事業者をかたり、当選金の申請費用として現金の振り込みを指示するのは詐欺」と、注意を呼び掛けています。

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