【公式】バイエルンがB・サラゴサ獲得を正式発表。移籍金は1500万ユーロで来夏にバイエルン加入へ

写真:今季5ゴール2アシストをマークしているB・サラゴサ ©Getty Images

12月6日、バイエルン・ミュンヘンがグラナダに所属するFWブライアン・サラゴサの獲得を正式発表した。契約期間は2024年7月から2029年6月までの5年契約で、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると移籍金は1500万ユーロ(約24億円)になるという。

B・サラゴサは2001年生まれの21歳、グラナダの下部組織出身で左ウィングを主戦場としている。持ち味はスピード、テクニックを活かしたドリブルからのチャンスメイクで、9節のバルセロナ戦では2ゴールを決め一気に世間からの注目を集めた。そして、今シーズンはリーグ戦15節終了時点で5ゴール2アシストをマークしている。

スペインラジオ『El Larguero』のマヌ・カレーニョ氏によると、B・サラゴサを巡ってはRBライプツィヒ、ウェストハム、そしてブレントフォードからのオファーも届いていたといい、最終的には選手本人の希望もありバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まったという。

そしてグラナダは交渉の段階でB・サラゴサ放出に前向きな姿勢をみせていたといい、加入時期が来夏であるため今季終了までグラナダに残留出来ることは大きな要素だったという。また、グラナダが2部への降格が決まった場合B・サラゴサの移籍金が半分に減額されることもあり、現在リーグ戦19位と降格圏に沈むグラナダにとっては早い段階で取引を完了させる意図があったという。

B・サラゴサはスペインテレビ番組『El Chiringuito de Jugones』のインタビューで「バイエルンのようなビッグクラブの一員になれること、今シーズン終了までグラナダでプレーできることにとても満足している」と語り、現所属クラブへのリスペクトを忘れなかった。

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