熟睡した20代の衣服脱がせ性的暴行 容疑の48歳を起訴 那覇地検 被害者は全治不明の心的外傷後ストレス障害

 那覇地検は6日までに、準強制性交等致傷と強制性交等致傷の罪でレンタカー店手伝いの容疑者(48)を起訴した。地検は認否を明らかにしない。

 起訴状によると昨年5月、熟睡した当時20代の被害者が抵抗できないことに乗じ衣服を脱がせて性的暴行を加えようとし、起きた後は持ち上げるなどの暴行で反抗を困難にさせ性的暴行を加え、けがを負わせたとされる。

 検察は当初、強制性交等罪で5月2日付で起訴したが、被害者が一連の行為で全治不明の心的外傷後ストレス障害の傷害を負ったとして罪名を切り替え、今月4日に那覇地裁に訴因変更を請求した。

(資料写真)那覇地検がある那覇第一地方合同庁舎

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