新潟南魚沼市の農村環境改善センターから灯油1130リットル漏れる 敷地外への流出なし

 新潟県南魚沼市は12月6日、同市長崎の市上田農村環境改善センターにある灯油タンクの地下配管から推定1130リットルの灯油が漏れたと発表した。敷地外への流出はなく、市は漏れた原因や市民の生活に影響がないかを調べている。

 南魚沼市によると、ストーブの不具合を調べていた市職員が12月4日、11月中旬に給油した屋外の灯油タンクが空になっていることに気付いた。6日の現地確認で、配管付近の地面に灯油が染みこんでいたことから、配管からの漏えいと分かった。

 南魚沼市は灯油が染みこんだ土砂を取り除く作業を行うとともに、詳しい原因について調査を進めている。周辺で地下水を飲用している世帯は確認されておらず、現時点で市民から健康被害の報告はないという。

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