足立美術館、21年連続1位 米誌の日本庭園ランキング

横山大観の作品「白沙青松」をモチーフにした「白砂青松庭」=島根県安来市(足立美術館提供)

 横山大観など日本画壇を代表する画家の作品を数多く所蔵する足立美術館(島根県安来市)は7日、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による2023年の日本庭園ランキングで1位になったと発表した。ランキングが始まった03年以降、21年連続。

 国内外の造園研究家らが国内約千カ所の庭園を対象に評価。2位は桂離宮(京都市)、3位は山本亭(東京都葛飾区)、4位は皆美館(松江市)、5位は「庭園の宿 石亭」(広島県廿日市市)が選ばれた。

 足立美術館の庭園は、主庭の「枯山水庭」の他、大観の作品「白沙青松」をモチーフにした「白砂青松庭」などで構成される。

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