刀ごとの表情を楽しんで 「お守り刀」の展覧会 岡山市・林原美術館

魔除けや子孫繁栄などの願いが込められた「お守り刀」の展覧会が岡山市の林原美術館で開かれています。

全国の刀職人が制作した「お守り刀」や、岡山藩主の池田家に伝わる「刀掛」などあわせて49点を展示しています。

刃にメラメラと炎のように浮かび上がる模様。「刃文(はもん)」と呼ばれ、刀ごとにひとつひとつ表情が異なり、波、風、水平線など景色をイメージして楽しむことができます。

(林原美術館 主任学芸員/植野哲也さん)
「刀にスポットライトを当てています。うまく光を捉えると本当に輝くラインが浮き上がってきますので、そちらをぜひ探しながら見ていただくととても楽しいと思います」

この展覧会は2024年1月14日まで開かれていて、2024年の干支にちなんで龍をモチーフにした刀なども展示しています。

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