貧乏ゆすりは単なる癖ではない!4つの心理とその健康効果

貧乏ゆすりをする原因

貧乏ゆすりをする人を見かけると、なんだか気になってしまいますよね。まずは、貧乏ゆすりをしてしまう原因を知っておきましょう。

  • ストレス
  • 不安
  • 緊張など

貧乏ゆすりを無意識に行い、これらのプレッシャーを少しでも緩和させるため、無意識に貧乏ゆすりをしている人が多い傾向です。悪気があって、わざとしているわけではありません。

貧乏ゆすりをしている時の心理4選!

貧乏ゆすりをしている人は、どういった心理状態にあるのかを解説します。

1.イライラしている

イライラしている人は、貧乏ゆすりをして心を鎮めている可能性があります。貧乏ゆすりはストレスを軽減させる効果があるため、無意識に行っているという人もいますよ。

イライラしながら貧乏ゆすりをしているのであれば、話を聞いて不満を発散させてあげると貧乏ゆすりが減りやすくなります。

2.過度なストレスを感じている

人間は、過度なストレスがかかると自分を守るためにいろいろな行動を取ります。貧乏ゆすりもそのひとつで、苛立ちだけでなく、過度の緊張から心身を守るために行っていることもあります。緊張による筋肉のこわばりを緩め、心を安定させているのです。

3.退屈だと思っている

上司の長い話や退屈な会議などで、暇を持て余しているのに拘束されていると、貧乏ゆすりをしやすくなります。これは、気分を紛らわせるための貧乏ゆすりなので、退屈な空間から解放されると一気に解消されることがほとんどです。

4.焦っている

急な予定の変更や、仕事の追加などが入ると、気持ちが焦ってしまいますよね。焦りの中に、苛立ちや不安が多く含まれている場合は、貧乏ゆすりをしやすくなります。

焦っているときの行動は、無意識であることが多いため、この場合の貧乏ゆすりも無意識に行っていることが大半。誰かから指摘されるまで気が付かない人も、少なくありません。

貧乏ゆするがもたらす効果とは

貧乏ゆすりを行うと、以下のような効果が得られやすくなります。

  • 3分の貧乏ゆすりで、20分のウォーキングに匹敵する効果を得られる
  • エコノミークラス症候群の防止
  • ふくらはぎの血液を心臓に送る、ポンプの効果
  • 冷え性やむくみの改善
  • 関節軟骨の再生を促す
  • 脳への血流増加…集中力アップ
  • セロトニンの分泌を促し、精神を安定させる

貧乏ゆすりは、体によい効果をたくさんもたらしてくれます。むやみに辞める必要のない行動ではありますが、人目につきやすいのは事実です。周囲の人の気分などを考慮して、人が多いときはやらないよう心がけてみてください。

長時間座り仕事をしている人は、運動不足解消のために体が自然と貧乏ゆすりを行っているのかもしれません。

まとめ

貧乏ゆすりをすることで、心身の健康効果がアップしやすくなります。むやみに今すぐ辞める必要はありませんが、周囲からの視線には注意しておきましょう。

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