＜記事提供：COCONUTS＞
12月6日放送の「これ余談なんですけど・・・」（ABCテレビ）に、草野仁さんがゲストとして出演。
草野さんは長年司会を務めてきた「日立 世界・ふしぎ発見!」のギャラを明かし注目を集めました。
（画像：時事通信フォト）
■野々村真、「世界・ふしぎ発見!」クビ寸前だった？
1986年4月にスタートした「日立 世界・ふしぎ発見!」は、2024年4月をもってレギュラー放送を終了し、以降は特番での放送に移行します。
番組開始から司会を務めてきた草野さんは、2023年4月に石井亮次さんに司会を交代し、現在はクイズマスター（終身名誉司会）として同番組に出演していました。
番組ではイジられキャラとして定着している野々村真さん。
野々村さんについて、草野さんは「真くんがずっといるような印象なんですが、最初はあまりにも正解が出なかった。電通の皆さんから『ちょっと代えた方がいいんじゃないの？』って声がかかりました」と、野々村さんがクビ寸前だったことを明かします。
そうしたこともあって、3回に1回は別のタレントを入れることになり、野々村さんは3ヶ月間は3回に1回は抜けている時期があったそうです。
草野さんによると「多くの視聴者の皆さん、特に女性の皆さんが『可愛くていいじゃない！』っていう声が寄せられまして、ちゃんと復帰してきました」と視聴者の応援もあり野々村さんはレギュラーに定着したそうです。
■黒柳徹子はクイズ番組NGだった？
番組初回から出演している黒柳徹子さん。
クイズの解答者候補として黒柳さんの名前が挙がったこともあり、草野さんはスタッフと共に徹子さんに直談判します。
草野さんが「出て頂けませんでしょうか？」と本人に伝えると、黒柳さんは「私はクイズ出ないの」とオファーを一旦断ったそう。
「黒柳、こんな問題知らなかったの？こんなこと出来なかったの？こいつバカなんじゃないの？ってテレビをご覧になる方は絶対仰るに決まっている」と、イメージ低下を心配していた黒柳さん。
それでも、1週間熟考する時間をもらった黒柳さんは「私出ます。出してください、でも、1つだけ条件があるわよ。1週間前で結構ですから来週、スタジオでやる回の大まかなテーマだけは教えてください。そしたら自分で本を選んで知識を持ってクイズにチャレンジしたい」と、条件を出して出演を決意したそう。
多忙な黒柳さんは徹夜で勉強をして収録に臨んでいたそうで、草野さんのその姿勢に感銘を受けたそうです。
■草野仁、「世界・ふしぎ発見!」のギャラを明かす
かまいたち の山内健司さんが「『世界・ふしぎ発見!』のような長寿番組はどうギャラが上がっていくのかな？」と聞くと、草野さんは「スタートは私の頂いたギャラは1本30万円。1回30万円、それがなかなか上がりませんでした」と具体的なギャラの金額を打ち明けます。
濱家隆一さんが「10年目ぐらいのギャラ」を尋ねると、草野さんは「多分、倍ぐらいになったかな」と回答。
そして、東京大学を首席で卒業した草野さんは「授業は必ず出なさい。サボらない、休まないで出なさい、出る以上は1列目のセンターに陣取って教授、先生の話をちゃんと聞いてしっかりノートに取りなさい。そしたら良い成績が取れるんです」と、勉強に励む学生にメッセージを送りました。
今回の放送にはネット上で「ふしぎ発見の開始当初の草野さんのギャラ一本30万」「黒柳さんの仕事への姿勢素晴らしすぎますね！」「野々村さん答えられなさ過ぎてクビ寸前」などのコメントが上がっています。
野々村さんがクビ寸前だった話が面白いですね。また、草野さんが「世界・ふしぎ発見!」のギャラを正直に話したのには驚きました。
【番組情報】
これ余談なんですけど・・・
https://tver.jp/episodes/epi2gplhpp
（文：かんだがわのぞみ／編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）
