全豪オープンが男女シングルスの本戦エントリーリストを発表。日本勢では大坂なおみら4名が名を連ねる

日本勢では西岡良仁、ダニエル太郎、大坂なおみ、日比野菜緒が本戦エントリーリスト入り

来年1月14日に開幕する最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)は、7日に男女シングルスの本戦エントリーリストを発表。日本勢では4人が名を連ねた。

今年行われた同大会では男子シングルスをノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)が、女子シングルスはアリーナ・サバレンカ(女子同2位)が制した。そして、来年大会は試合の長時間化により深夜まで熱戦が繰り広げられることを抑制するために1月14日の日曜日に開幕することとなる。

男子の本戦エントリーリストでは、史上最多11度目のタイトルを狙うジョコビッチやカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)、ダニール・メドベデフ(同3位)ら上位勢とともに、同怪我により戦列を離れていたラファエル・ナダル(スペイン/同664位)がプロテクトランキング9位で、2018年のファイナリストであるマリン・チリッチ(クロアチア/同21位)もエントリーした。

日本男子では、自己最高ランキング24位の西岡良仁(ミキハウス/同47位)とダニエル太郎(エイブル/同75位)がリスト入り。なお、今季トップ100入りを果たし、自己最高72位を記録した綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同99位)は惜しくもリストに載らず。欠場者を待つこととなった。なお、錦織圭(ユニクロ/同351位)も本戦エントリーリストに載らなかった。

また、女子では世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)やディフェンディングチャンピオンのサバレンカ、ココ・ガウフ(アメリカ/同3位)ら上位勢とともに、7月に第一子を出産したばかりで2019、2021年大会を制している元世界ランク1位の大坂なおみ(フリー)がスペシャルランキング46位でエントリー。大坂と同じく2月に出産したアンゲリーク・ケルバー(ドイツ)も名を連ねている。また、今季ツアー3勝目を挙げた日比野菜緒(ブラス/同95位)もこのままいけば2年ぶりの本戦出場が可能となる。

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