「虐殺、戦争犯罪止めよ」 ガザ出身者らが訴え

パレスチナ自治区ガザにいる友人や親族の被害について語るアイーダ・アシュラフさん(左)=7日午後、国会

 イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃の停止を求める学生らの団体が7日、国会内で記者会見した。出席したパレスチナにルーツのある人たちは故郷の惨状を説明し「イスラエルによる虐殺、民族浄化だ」「戦争犯罪を止めなければならない」と訴えた。

 会見は「『パレスチナ』を生きる人々を想う学生若者有志の会」が開いた。ガザで暮らしていたアイーダ・アシュラフさん(36)は「友達の家族が5人殺され、赤ちゃんもいた。先週は5歳のいとこが殺された。世界が目を覚ますまで、いったい何人の子どもたちが死ななければならないのか」と怒りをあらわにした。

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