白ナンバーの自家用車で料理を配達した疑い 運送業の男性を書類送検 宮城県で初の摘発

国への届け出や許可を受けず、いわゆる白ナンバーの自家用車で料理を配達したとして、運送業の男性が書類送検されました。宮城県では初めての摘発です。

道路運送法違反の疑いで書類送検されたのは、仙台市宮城野区に住む運送業の男性(31)です。

警察によりますと男性は、2022年10月に3回、宅配代行サービスを行う際に国への届け出や許可を得ないまま自家用車を使って有償で料理を運んだ疑いが持たれています。

2022年8月に「白ナンバーで配達をしている」と一般の人から通報を受け警察が捜査していました。

自転車や原付バイクで料理を宅配する場合は届け出が不要ですが、自家用車を使用する場合は届け出が必要で男性は警察に対し「違法だと認識して配達した」と容疑を認めているということです。

宅配代行サービスの自家用車使用での摘発は、宮城県で初めてです。

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