イーロン・マスク氏「パリスが料理?」Xから台所用品広告取りやめのセレブ女性をディする

米電気自動車大手テスラCEOのイーロン・マスク氏(52)が、買収したX(旧ツイッター)から台所用品の広告を撤退したパリス・ヒルトン(42)を非難した。マスク氏が、昨年買収した自身のソーシャルメディアへの反ユダヤ主義的投稿が波紋を呼んでいる中、「ビー・アン・アイコン」広告キャンペーンの撤退を決めたパリスに批判的な姿勢を示したもの。

マスク氏は、あるユーザーが「パリスはXのコンテンツがあまりにも物議を醸しているので広告を止めた」とXに投稿したのにリプライし、こう綴っている。「正直なところ、あの広告キャンペーンは説得力があまりなかった。パリスが、よく料理をしているとは思えない」

昨年10月、Xのリンダ・ヤッカリーノCEOが、パリスの会社11:11メディアとのパートナーシップを発表していたが、パリスは先月、マスク氏が反ユダヤ主義的な陰謀論を是認したと受け止められていたことから広告を撤退したと考えられている。

このほかにも、ディズニーやパラマウント、NBCユニバーサル、コムキャスト、ライオンズゲート、IBMといった大手がXから広告を撤退しており、最近自身の投稿に関して謝罪していたマスクだが、11月にニューヨークで開催されたニューヨーク・タイムズ紙のディールブック・サミット2023に出演した際には、「彼らに広告を出して欲しくないよ。もし広告や金で、私を脅迫するならね」「はっきりしただろうか?ねえ、(ディズニーCEO)ボブ(アイガー)、君が観客席にいるなら、それが僕が感じていることだ」と元広告主を攻撃していた。

一方パリスは、XのライバルプラットフォームであるインスタグラムやTikTokで、「ザッツ・ホット」のキャッチフレーズがついたピンクの調理器具やティーポットなどで構成された台所用品ラインの広告掲載を続けている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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