アイスランド津山 9日オープン 岡山県北唯一、初日は滑走無料

9日に今季の営業をスタートさせるアイスランド津山

 西日本最大級の屋外スケートリンク「アイスランド津山」(津山市志戸部)は9日、今季の営業をスタートする。7日にリンクの設営をほぼ終え、オープンを待つばかりとなった。初日は滑走無料で来場者を迎える。

 津山陸上競技場に隣接し、市が管理運営する岡山県北唯一のスケート場。リンクの広さは約1800平方メートルで、製氷作業は専門業者が2日から始め、零下12度の冷却液が循環するパイプ入りシートの上に水をまいて厚さ約8センチの氷に仕上げた。7日は気温が上がり風も強かったため、氷が溶けていないかどうか状態を確認した。

 営業は来年2月18日まで(12月31日、1月1日は休み)の午前9時~午後8時(日・月曜と祝日、祝日の翌日、12月29、30日、1月2、3日は同5時まで)。滑走料は一般600円、中高生350円、小学生以下200円。貸し靴300円。年末年始除く毎週水・金曜、最終日も滑走無料となる。

 昨季の利用者は約1万人。今季は1万2千人以上を見込んでおり、市スポーツ課は「座って滑るそりがあり、初心者や親子連れも楽しめる。帰省者が増える年末年始をはじめ、シーズンを通じて多くの人に訪れてもらいたい」としている。

 問い合わせは同競技場(0868―24―4900)。

© 株式会社山陽新聞社