東京円、145円台後半

 7日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比1円29銭円高ドル安の1ドル=145円67~69銭。ユーロは1円52銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円04~08銭。

 植田和男日銀総裁の国会での発言などを背景に、大規模な金融緩和策の「出口」が意識され、長期金利が上昇。日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢だった。

 市場では「日経平均株価が大幅に下落し、安全資産とされる円を買う動きも加わった」(外為ブローカー)との声があった。

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