債券発行手数料を活用 不動産コンサル会社が宮城・富谷市のフードバンクに精米機など寄贈

東京都の不動産コンサルティング会社が、債券の発行にかかった手数料を活用して宮城県富谷市のフードバンクに精米機などを贈りました。

仙台市青葉区で開かれた贈呈式には、東京都や大阪府などでオフィスビルの分譲を手掛けるボルテックスと七十七銀行、富谷市のNPOふうどばんく東北AGAINが出席しました。

七十七銀行では、債券の発行企業が収める手数料の一部を活用し地域の学校や介護施設などに書籍や備品を寄贈する取り組みを行っています。

ボルテックスは5億円の債券を発行し、その手数料から精米機や掃除機などの備品13点を、ふうどばんく東北AGAINに寄贈しました。

ボルテックスマーケティング本部水口清貴本部長「東北の未来を背負う子どもたちの成長に役立ててほしいと思います」

ふうどばんく東北AGAIN地主雅信代表理事「精米機も以前から本当に欲しいなと思っていた物なんですね。大事に使いましょうねと伝えていきたい」

ふうどばんく東北AGAINは、生活困窮家庭の食料支援や子ども食堂の開催などに取り組んでいて、贈られた備品は今後の活動に役立てられます。

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