未来の有権者が模擬選挙 小学生が給食の献立を争点に 宮城・塩釜市

未来の有権者たちに選挙の仕組みを理解してもらおうと宮城県塩釜市の小学校で出前授業が行われ、給食の献立を争点とした模擬選挙を体験しました。

塩釜市の選挙を推進するボランティア団体が開いた出前授業には、塩釜市立第二小学校の6年生約70人が参加しました。

模擬選挙には、4つの政党から4人の児童が立候補し、それぞれが独自に考えた給食の献立を公約として掲げて演説し、支持を訴えました。

「私たちに清き一票をお願いします。みんなでおいしい給食を食べましょう」

有権者役の児童らは、実際の選挙で使われる投票記載台で支持をする政党名を投票用紙に記入し1票を投じました。

開票の結果、揚げパンや豚キムチスープなどの献立の公約を掲げたうまうまデリシャス党が当選しました。公約の献立は、2024年3月に給食のメニューになる予定です。

自動「自らちゃんと投票場所に行って投票してみたいと思った」「自分が投票することによって色々な人に(思いを)届けられると思った」

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