魚や肉、野菜の鮮度を保ったまま保存できる真空保存。
さまざまなメーカーから真空パックが販売され、身近な存在になりつつありますが、アイリスオーヤマの真空パック機はなんとガラス容器も真空可能!
今までのフードシーラーは液体の真空はできませんでしたが、ガラス容器なら液体があっても真空できちゃいます。
本記事では、アイリスオーヤマの真空パック機を徹底調査しました。
【24枚】アイリスオーヤマの真空パック機「VPF-M60」レビュー
真空パック機 VPF-M60/11,791 円(税込)
アイリスオーヤマの真空パック機 VPF-M60は、シンプルなチャコールグレーで、どんなキッチンにも馴染むシンプルなデザインが特徴です。ボタンも必要最低限しかない分かりやすい設定なので、機械オンチの筆者でも簡単に操作できました。
本体価格は、Amazonで税込11,791 円(※2023/12/06時点)。
仕様は以下の通りです。(公式サイトより)
・電源:AC100V(50 / 60Hz共用)
・定格消費電力:150W
・シール可能幅:最大280mm
・脱気力:最大約60kPa
・外形寸法(cm):幅約38.9×奥行約15×高さ約8.3
・製品質量:約1.4kg
・コード長さ:約1.3m
・付属品:電源コードセット、容器用チューブ(長さ:約65cm/材質:ABS、シリコーン)
専用の真空保存フードシーラーは、サイズが豊富に揃っているので、用途に応じたぴったりサイズが見つかります。
袋タイプは、幅20cm×長さ25cmと幅15cm×長さ20cmの2種類。ロールタイプは、幅28cm×長さ6m、幅20cm×長さ6m、幅15cm×長さ6mの3種類があります。
アイリスオーヤマの真空パック機 VPF-M60は、機械にロールカッターが付いているのでハサミも不要で、サッと使えるのが魅力です。
3ステップで簡単に真空
真空パックというと「なんだか難しそう、時間がかかりそう」と思っていた筆者。しかし、そのイメージは見事に覆されました。
手順は次の3つだけ!
1.(ロールの場合)一方をシール止め
2. 食材を入れる
3. ボタンを押す
専用袋の場合は、一方がすでに閉じられているので真空したい食材を入れてボタンを押すだけ。食材を入れた袋は、機械の脱気口(真空にするために空気を抜く部分)に置き機械で挟みます。あとはボタンを押せば完了です。
ガラス容器のまま真空?汁物でも真空で長持ち
真空パックといえば、先ほど紹介したナイロンやポリエチレンの素材を想像する方が多いかと思います。
しかし、アイリスオーヤマの真空パック機 VPF-M60は、専用のガラス容器での真空パックもできます!
今まで、水分が多くて真空できなかった煮物やピクルスなど、水分の多いものでも真空可能。作り置きや余ってしまった料理も鮮度をキープして保存できる点がポイントです◎
容器なので汁物でも、下ごしらえにも
真空のガラス容器は650mLと1500mLとかなり大きめ。1500mLの容器なら、大皿に盛り付ける用のおかずも余裕で入るサイズです。3〜4人家族の料理なら1500mLがピッタリです。
真空パックは、食材の鮮度を保つだけでなく、味しみも早くなるのが便利。食材を新鮮に保てる上、調理の時短にも一役買う便利グッズです!
レンジやオーブンもOKなのが嬉しすぎる
アイリスオーヤマの耐熱ガラス容器、フタを取ればレンジやオーブン、食洗機にも対応しています。
耐冷温度は-20℃、耐熱温度は350℃(※ 耐熱温度差は120℃まで)。真空していた食材をそのまま電子レンジで温めたり、オーブンで調理できたりします。
直火はできませんが、食べ終わったら食洗機に入れられるので忙しい方でも簡単に使えます。料理に時間がかけられない日にピッタリです。
実際に使った感想は?
今回は、生野菜をカットしたものと新生姜の甘酢漬けを真空にして保存します。
調べると、真空に向いている野菜と向いていない野菜があるそう。
袋またはロールタイプの真空パックでは、大根やトマトなど水分量の多い野菜、キャベツやたけのこなど繊維質の多い野菜は味や色が悪くなるケースがあるので注意してください。
今回はにんじんを真空パックして保存します。
筆者は一人暮らしなので、にんじんは1回に少量しか使いません。しかし、切ったにんじんをラップに小分けにし、袋に入れておくと乾燥してしまうのが悩みでした。
ただ、真空パックを使えば時間が経っても、より新鮮な状態で使えるのが嬉しいポイントです。
炒めものに使う野菜を混ぜ合わせて真空パックし、セットにしておくと、カット野菜のように使いたい時にすぐ使えるのでおすすめです。
次に、耐熱ガラス容器で新生姜の甘酢漬けを保存しました。
大量の新生姜をもらった筆者ですが、1人ではすぐに食べきれず、甘酢漬けを作りました。
耐熱ガラス容器の真空は簡単で、ホースを繋げてボタンを押すだけ。
通常は1日程度つけてから食べると良いのですが、真空にすることで半日漬けただけでもかなり味が馴染んでいました。
ガラス容器で真空できることで、料理の時間をかなり短縮できることを実感しました!
アイリスオーヤマの真空パック機 VPF-M60は、3ステップの分かりやすい使い方とガラス容器で液体でも真空できる点が魅力です。
真空パックのバラエティも多く、幅広い用途で活用できます。
生野菜や肉、魚の保存だけでなく、調理時間の短縮もできる真空パックを生活に取り入れてはいかがですか?
(ハピママ*/ Nagi)