暴力団幹部を逮捕…自分の立場を隠して保険契約、浦和の保険代理店で　詐欺容疑なぜ発覚、自営業の51歳「今は何も言えません」

　埼玉県警浦和西署は6日、詐欺の疑いで、川口市小谷場、指定暴力団住吉会傘下組織幹部で自営業の男（51）を逮捕した。

　逮捕容疑は2020年3月11日、さいたま市浦和区の保険代理店で自身が暴力団員であることを秘して保険契約を締結し、同月下旬ごろ、自宅に保険証券1通の郵送交付を受けた疑い。認否について「今は何も言えません」と留保しているという。

　同署によると、今年5月に内偵捜査で事案を認知。保険の契約書類などから男の関与を特定した。同署は余罪の有無などを調べている。