マイナンバーに関するトラブルが多発したことを受け、全国で総点検が実施され、静岡県の点検では１９５件のひも付け誤りが確認されたことが分かりました。
静岡県はマイナンバーに関するおよそ２６万件の業務を点検したところ、障害者手帳とのひも付け誤りなどが１１月末時点で１９５件あったと発表しました。
ダブルチェックなどの十分な確認がされていなかったことや、マニュアルに詳しい点検方法や内容が明記されていなかったことが原因としています。
静岡県によりますと、これまでにひも付けの誤りによる情報漏洩が確認された事案はなく、今後マニュアルの整理や体制の見直しをして、再発防止に努めるとしています。
このほか、住所変更などで本人確認できていない７４２件については、引き続き調査するということです。
