トッテナムはリシャルリソンを保持の構え!ポステコグルー監督下でサイドに新境地の26歳

リシャルリソンはトッテナム残留が基本線[写真:Getty Images]

トッテナムにブラジル代表FWリシャルリソン(26)を易々と売却する気はなさそうだ。

昨年夏にエバートンから総額6000万ポンド(現レート:約109億5000万円)でトッテナム入りしたリシャルリソン。ブラジル代表で通算48試合20ゴールのストライカーだが、トッテナムではここまでの約1年半、47試合出場で5ゴール7アシストという寂しい数字にとどまっている。

もちろん数字が全てではないし、アンジェ・ポステコグルー監督からはここ最近、左ウイングとしても活路を見出されている。

ただ、やはり得点に直結する貢献が乏しい現状では、前線の選手である以上、売却が噂されるのは致し方なし。サウジ・プロフェッショナルリーグ勢から高待遇のオファーが届いていることも明らかにされている状況だ。

それでも、イギリス『90min』によると、ポステコグルー監督はリシャルリソンを大事な戦力と捉えて残留を希望。首脳陣としてもエバートンから獲得する際に費やした6000万ポンドを回収できない限り、2027年6月まで契約を残すブラジル人アタッカーの売却を認めないという。

その一方、リシャルリソンの“本職”となりつつある左ウイングでは、ポステコグルー監督がセルティックで共闘したアル・イテハドのポルトガル人FWジョタ(24)をリストアップしているとのことだ。

なお、今年夏のスター選手乱獲が波紋を広げたサウジ勢だが、来年1月は前回ほどの派手な動きを見せない模様。ただ、そんななかでもリシャルリソンは“本命”の1人なのではないかとの見方も存在している。

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