レアル行きも噂のデイビスがバイエルンに大幅な賃上げ要求… SD交代により契約延長交渉が一度白紙に

バイエルンと改めて交渉を行っているデイビス[写真:Getty Images]

バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の契約延長交渉が新たな展開を迎えているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じた。

2019年1月にバンクーバー・ホワイトキャップスからバイエルンに加わり、世界屈指の快速サイドバックとして活躍を続けているデイビス。現行契約は2025年6月までとなっているが、レアル・マドリーが来夏の獲得を画策中といった噂も流れている。

バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長やスポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は、デイビス放出の意思はないと明言しているが、代理人のネダル・フセオ氏はすでにマドリーと話を進め、双方ともに契約に魅力を感じているとも報じられている。

そんな中、現在デイビスはバイエルンに対して大幅な昇給を要求しているとのこと。両者の契約延長交渉は今年始めから行われ、約900万ユーロ(約14億円)から約1200万ユーロ(約18億8000万円)への年俸増額で合意に達していたが、当時SDを務めていたハサン・サリハミジッチ氏が5月に解任されたことを受け、交渉がストップしたという。

約6カ月の沈黙を経て新SDのフロイント氏が交渉を再開したところ、以前とは異なる条件で話が進んでいる模様。破談となれば一気にマドリー移籍が加速することになりそうだが、バイエルンはデイビス側の要求を受け入れるのだろうか。

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