【リニア】「墜落するかもしれないから飛行機に乗るなと言っているに等しい」 桜井県議の質問に川勝知事は… 静岡県議会

7日の静岡県議会。登壇したのは、無所属で元島田市長の桜井勝郎県議。川勝平太知事にリニア問題について質問しました。

桜井勝郎県議(無所属):「リニアトンネル工事による国の有識者会議と県の専門部会との意見対立が続いてますが、県の専門部会は川勝知事の意向をくんだ学者やコンサルもおり、その会議たるや仮定だらけの飛躍した結論で、極論すれば、まるで交通事故で死ぬかもしれないから車に乗るな。飛行機が墜落をするかもしれないから乗るなと言っているような議論にしか聞こえてきません。工事をやらせないように、遅らせようとするネガティブな議論しかしていないように思われる」

川勝知事は「県の基本姿勢はリニア促進」

これに川勝知事は…。

静岡・川勝平太知事:「本県の基本姿勢は、リニア中央新幹線の整備促進と大井川の水資源及び南アルプスの自然環境への影響の回避低減を図ることであります」

こう反論し、あくまでもリニアの整備については促進の立場だと主張しました。県議会12月定例会は21日まで続きます。

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