ジョゼップ・グアルディオラ監督は2016年からマンチェスター・シティを率い、5回のプレミアリーグ制覇に加え、昨シーズンはクラブタイトル最高峰のチャンピオンズリーグを制し、シティに悲願のタイトルをもたらした。
現行のマンチェスター・シティとの契約が2025年6月までとなっているグアルディオラ監督は、現地時間12月6日に行われたアストンヴィラ戦の試合前インタビューで自身の去就についてコメントしたという。スペイン『Mundo Deportivo』電子版が伝えている。
「もし、今シーズン3冠を達成したら私はクラブを去る。それは間違いない。イングランドには強力なライバルがいて、3冠を取ることが簡単でないのは分かっている。過去に達成したのはアレックス・ファーガソン監督が率いたマンチェスター・ユナイテッドと昨シーズンの我々だけだ」
試合はロドリ、ジェレミー・ドクを欠いたシティが0ー1でアストンヴィラに敗れ、リーグ戦4戦未勝利となり順位も4位に落とした。しかし、リーグ戦は15試合を消化したのみで首位と6ポイント差ということをふまえれば逆転優勝は全く不可能な話ではない。また、FAカップでは3回戦進出を決め、チャンピオンズリーグでも開幕から無傷の5連勝を達成しグループ首位通過を確定させている。
さらにシティにとって朗報なのは、8月のバーンリー戦で負傷し、戦線離脱しているケヴィン・デ・ブルイネが復帰に近づいていることだろう。現状1月中にチーム練習に合流することが見込まれており、シーズンを折り返すタイミングでの司令塔の復帰は後半戦に向けてチームの起爆剤となるだろう。
