ホジソン監督が危機一髪…スタンドからの投擲物を何とか回避も警察は捜査を開始

投擲物を回避したホジソン監督[写真:Getty Images]

クリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督に対するスタンドからの投擲物に関して警察が捜査に乗り出しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

クリスタル・パレスは6日、セルハースト・パークで行われたプレミアリーグ第15節でボーンマスと対戦し、0-2で敗戦した。

同試合後、ホームでの敗戦に憤るホームサポーターと思われる人物は、ホジソン監督がドレッシングルームに戻る際にトンネル付近を歩いていたところに何らかの物体を投擲。ただ、幸いなことにイーグルス指揮官はこれを間一髪で避けていた。

ホジソン監督は試合後の『Amazon Prime Video』でのインタビューで、当該行為を認めると共に「クソ役立たず」との罵倒を受けたことも明かした。さらに、「ここ最近、ファンは甘やかされている」と自サポーターへの我慢を求めている。

「我々にとって非常に悲しい夜だった。今夜はクリスタル・パレスのファン、あるいは我々が見たかったパフォーマンスではなかった」

「ただ、最近ファンはここで甘やかされてきた。期待が大きいからこそブーイングが起こるのは事実だ。しかし実際のところ、ここ最近ファンは甘やかされている。彼らは我々がホームで素晴らしいパフォーマンスを見せ、良い結果を出すのを見慣れているが、今年はそれができなかった」

直近1分け3敗と苦境が続くパレスは14位に低迷。また、パフォーマンス自体も振るわないことで、ファン・サポーターの不満が募っている。とはいえ、今回の愚行は容認されるべきものではなく、警察による捜査の後に適切な処分が下されるべきだ。

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