J1鹿島 ピトゥカがサントス移籍 カイキ、エレケは契約満了

ディエゴ・ピトゥカ、アルトゥール・カイキ、エレケ(左から)

J1鹿島は7日、MFディエゴ・ピトゥカ(31)がサントス(ブラジル)に完全移籍し、MFアルトゥール・カイキ(31)とFWエレケ(27)が契約満了により退団すると発表した。

ピトゥカは2021年に加入し、ボランチの主軸として攻守でチームを引っ張った。献身性と技術を兼ね備え、公式戦計109試合に出場し、8得点を記録した。「サポーター、選手、スタッフに僕だけでなく家族全員が感謝している。ブラジルでずっと応援している」とコメントした。

カイキも同年に加入。フィジカルの強さと巧みなボールキープ、正確なキックが光り、攻撃で違いを生んだ。22年シーズンは29試合9得点を記録する活躍を見せた。「3年間、常にベストを尽くした。タイトルを取れなかったことが心残り」とした。

22年に加入したエレケはしなやかなボールタッチが魅力だったが、出場機会はなかなか得られず、J1計6試合1得点にとどまった。「自分を温かく支え、愛情を込めて接してくれたサポーターへ感謝を伝えたい」と述べた。

© 株式会社茨城新聞社