七色に輝くクリスマスツリー 箱根ガラスの森美術館、夕方はライトアップ

光の加減や風向きによって輝きを変えるクリスタルガラスのクリスマスツリー=6日、箱根町仙石原の「箱根ガラスの森美術館」

 クリスマス気分を盛り上げようと、箱根ガラスの森美術館(神奈川県箱根町仙石原)にクリスタルガラスのクリスマスツリー「ラ・コッピア」がお目見えした。日中は太陽の光で七色に輝き、夕方はライトアップされてロマンチックな雰囲気を演出する。来年1月8日まで。

 クリスマスツリーは庭園に設置された、クリスタルガラス約8万5千粒が施された「ロミオ」(高さ約11メートル)と、約6万5千粒が輝く「ジュリエット」(同約8メートル)の2本。光の加減や風向きで輝きを変えるツリーに、三重県から友人と訪れた伊藤直美さん(58)は「ガラスだけでこんなにきれいなクリスマスツリーができるなんて」と驚いていた。

 午前10時~午後5時半(入館は同5時まで)。12月9~25日は、同4時ごろから館内の水辺や庭園に設置された約500個のランタンやキャンドルホルダーがオレンジ色に点灯する。

 入館料など問い合わせは、同館電話0460(86)3111。

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