近年低迷スウェーデン代表、代表通算131キャップのシェルストレーム氏がTD就任

スウェーデン代表のTDに就任したシェルストレーム氏[写真:Getty Images]

スウェーデンサッカー連盟(SvFF)は、元スウェーデン代表MFのキム・シェルストレーム氏(41)のテクニカルディレクター就任を発表した。

シェルストレーム氏は母国のBKヘッケン、ユールゴールデンでのプレーを経て、以降はスタッド・レンヌやリヨン、スパルタク・モスクワ、アーセナル、グラスホッパーなどヨーロッパ各国のクラブを渡り歩いた。

また、左利きの技巧派MFはスウェーデン代表として通算131試合に出場し、ほぼ同世代のズラタン・イブラヒモビッチらと共に2000年代~2010年代の代表チームを支えていた。

2017年にユールゴールデンで現役引退後は指導者などフットボール界と目立った接点はなかったが、このたび2022年カタール・ワールドカップ、ユーロ2024と続けてメジャー大会の本大会出場を逃したスウェーデン代表を立て直すべくテクニカルディレクターに就任することが決定した。

今回の就任に際してシェルストレーム氏は代表チームへの強い想いを語っている。

「私がこの役を引き受けた理由は、子供の頃からスウェーデンサッカーに情熱を持っており、スウェーデン代表チームでプレーすることができて光栄だったからだ。プレーヤーとしてのキャリアを経て、素晴らしいチャンスだ。私は何をすべきかについて自分の考えを持っているが、他の人は別の考えを持っているかもしれない。私が持っていない経験を持つ他の人の意見に耳を傾けることは非常に重要だと考えている」

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