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「アイアンがうまく打てない」という人は、余計な動きが多すぎる傾向があります。たとえばバックスイング。アドレスから肩を右に90度回したトップを作りたいのですが、肩や上体自体を回すことを意識してはダメ。とくに、下半身を止めて上体をねじるようなイメージは動きのバランスを崩しやすく、回転不足になってしまうので厳禁です。
ねじる・回す意識は不要!肩が90度回るまで右腰を引く
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意識するのは腰の右側。アドレスから右腰をうしろに引くように動かすことで、肩は勝手に回ります。ポイントは、正面から見たときに、アドレス時に右腰のあった部分に空間を作るように右腰を「どかす」こと。頭の位置が動かないように注意し、体重移動は意識しませんが、右ヒザが伸びつつ左ヒザが前に出て、トップでは左足に体重が乗っていることが重要です。
ここがPOINT!
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アドレスの位置から腰の右側をうしろに引くことで、右腰のあった位置に空間を作る。
これはNG!
下半身を止める意識は絶対ダメ!
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下半身を止めて上体を「ねじる」ような感覚でバックスイングすると、バランスを崩したり回転不足になってしまう。それを補って腕の動きが過剰になりやすいので注意。
体重移動を意識しすぎるのもNG!
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バックスイングでは右に体重移動すると考えがちだけど、これは写真のように上体が右に動きすぎるなどスエーの原因になるので、体重移動を意識する必要はない。
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大川夏樹
●おおかわ・なつき/1988年生まれ、神奈川県出身。マンツーマンレッスンを中心に、多くのアマチュアゴルファーに好評を得ている人気コーチ(インスタグラムアカウント NATSUKI72_GOLF)。