県映像センターが制作を進めていた郷土学習の映像教材「越中横綱伝 梅ケ谷と太刀山」が完成した。7日は県教育文化会館で試写会があり、教育関係者ら約40人が明治、大正期に活躍した県出身の横綱2人について理解を深めた。
映像は約30分間。明治時代後期に常陸山と共に活躍した20代横綱の梅ケ谷=富山市出身=と、「無敵の常勝将軍」と呼ばれた第22代横綱の太刀山=同=の功績と生涯を紹介している。
来年2月に映像を収録したDVDを県内の小中高校や特別支援学校、図書館など計約350カ所に配る。同月下旬から同センターで貸し出す。ふるさとに誇りと愛着を持ってもらおうと、同センターは毎年、さまざまなテーマで映像教材を制作している。