南あわじ出身、阪神・村上投手「連覇の原動力に」 神戸新聞来社、充実のシーズン振り返り来季の目標語る

猛虎感動大賞を受賞し、歓迎の花束を受け取る村上頌樹投手=7日午前、神戸新聞本社(撮影・高部洋祐)

 プロ野球阪神タイガースで、ファンに最も感動を与えた選手を表彰するデイリースポーツの「猛虎感動大賞」に村上頌樹(しょうき)投手(25)が選ばれ7日、神戸市中央区の神戸新聞社を訪れた。38年ぶりの日本一に輝いたチームで3年目の今季、最優秀防御率を獲得。セ・リーグ新人王と最優秀選手(MVP)に選ばれ、飛躍のシーズンとなった。

 村上投手は南あわじ市賀集地区出身。南淡中学校を卒業後、奈良・智弁学園高、東洋大学を経て2020年にドラフト5位で阪神に指名された。1、2年目は1軍未勝利だったが、今季は序盤から躍動。22試合に登板し10勝6敗、防御率1.75の好成績で優勝に貢献した。

 村上投手は「2桁勝利などの目標を達成でき、充実したシーズンだった」と振り返り「来季は今年以上の成績を残し、連覇の原動力になりたい」と力を込めた。(西竹唯太朗)

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