先発補強を目指すRソックス 山本だけでなく今永にも興味を示す

先発投手の補強を今オフの重要課題に掲げているレッドソックスは、FA市場の様々な有力投手への関心が報じられている。「最優先事項」になっているとみられる山本由伸のほか、セス・ルーゴ、ルーカス・ジオリト、ジョーダン・モンゴメリーといった投手の名前が補強ターゲットとして浮上しているが、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、レッドソックスの補強リストには今永昇太の名前も含まれているようだ。

MLB公式サイトは「同じ日本出身の山本ほど注目を集める存在ではないが、彼自身も日本ではエースだった」と今永のことを紹介。2億ドルを超える大型契約を手にすることが確実視されている山本に対し、今永はそこまでの契約規模にはならないと思われるが、千賀滉大(メッツ)の活躍によって日本人投手に対する評価が上がっているという状況も追い風となり、一部では今永が総額1億ドル規模の契約を得ることも予想されている。

ヘイマン記者によると、レッドソックスはタイガースからオプトアウト(契約破棄)の権利を行使してFAとなったエデュアルド・ロドリゲスを呼び戻すことも検討していたようだ。しかし、レッドソックスはロドリゲスと契約して先発の枠を1つ埋めてしまうよりも、引き続き山本と今永の獲得を狙うことを選択。ロドリゲスはダイヤモンドバックスと4年8000万ドル+オプション1年で合意したことが明らかになっている。

なお、ヘイマン記者は以前、レッドソックスがルーゴ獲得に向けてアタックしていることを報じていた。また、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者はジオリトに興味を示しているチームの1つとしてレッドソックスの名前を挙げている。オフシーズンの早い段階からモンゴメリーへの関心も報じられており、レッドソックスが山本と今永に注目する一方で、広い視野で先発補強を検討していることは間違いなさそうだ。誰を獲得するのか、今後の動向が注目される。

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