「ばすてい」、西伊豆に11月17日開業 バス案内所とバスをリノベーションした宿泊施設

小田急グループの東海自動車は、バス案内所とバスをリノベーションした宿泊施設「ばすてい」を11月17日に開業した。

西伊豆町に1950年に設置し、2022年3月末に案内所としての役割を終えた旧宇久須案内所をリノベーションした。コンセプトは「バスと過ごす(ステイ)」でバスとステイを合わせて名付けた。

待合室をダイニングスペースに、事務室をキッチンに、倉庫などに使用していた部屋をベッドルームやトイレ、洗面所などに改装を行った。事前予約で地域の民宿や漁協の協力のもと、海の幸を盛り込んだ食材セットを提供する。

併設している路線バスは、引退車両をレトロカラーに塗装したもので、降車ボタンを自由に押したり、行先表示ボタンの操作ができるほか、ボックス席やベッドを設けた。

宿泊は1日1組限定で、ウェブサイトなどから予約を受け付けている。料金は、1棟1泊34,000円(税込)からで、最大5名まで宿泊可能。

アクセスは、宇久須バス停正面、BP(バイパス)宇久須バス停から徒歩4分。

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