全国で相次ぐアトラクションのトラブル… 宇都宮市の遊園地で救助訓練

 全国の遊園地でジェットコースターなどアトラクションのトラブルが相次いでいることを受けて、宇都宮市の遊園地では12月7日に事故を想定した救助訓練が行われました。

 宇都宮市のとちのきファミリーランドで行われた救助訓練には、南消防署と園の関係者合わせて12人が参加しました。

 訓練は、モノレール型のアトラクションで機械のトラブルが発生し、乗客が取り残されたという想定で行われました。

 駆け付けた消防隊員が地上から10メートルほどのところにあるレールにはしごをかけロープを使って乗客を救助します。隊員たちは声を掛け合いながら救助の手順を一つひとつ確認していました。

 国土交通省によりますと2010年の統計開始以来、全国の遊園地などの施設ではアトラクションの事故が131件発生していて、栃木県内では5件発生しているということです。

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