【阪神JF/枠順】昨年“2桁人気”で激走の好枠に警戒 連軸候補は「安定の5枠」コラソンビート

JRAは8日、第75回阪神ジュベナイルF(GI、芝1600m)の枠順を発表した。

京王杯2歳Sをレコード勝利したコラソンビートは5枠10番、新潟2歳S勝ち馬アスコリピチェーノは4枠7番、アルテミスS2着のサフィラは7枠14番から発走する。

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■上位人気でも8枠は試練

過去10年、もっとも安定感を示しているのは5枠で【2.3.1.14】連対率25.0%。昨年はリバティアイランド、2021年3番人気だったサークルオブライフが5枠から勝利した。今年は上位人気が予想されるコラソンビートが入った。

本レースはそもそも人気がそのまま着順に反映されやすく、紛れの少ないレース。2番人気以内で見てみると、1~7枠が【6.4.0.4】で、2枠【0.0.0.1】以外は好走馬を輩出している。

ただし、2枠に関しては人気以上の好走が目立ち、昨年も12番人気のシンリョクカが2着、13番人気のアロマデローサが4着。今年はアスター賞勝ちのキャットファイト、新馬勝ちのニュージェネラルが入り、一発の可能性を秘める。

8枠は【1.1.0.27】。2014年に5番人気ショウナンアデラが制し、16年は2番人気リスグラシューが2着に入ったのみで、以外は馬券外。1番人気は2021年のナミュールが4着、19年リアアメリア、17年ロックディスタウンは掲示板にも載れずに敗退した。キャリアの浅い2歳牝馬だけに極端な枠は割引きが必要か。今年8枠に入った萩Sを制したルシフェル、ファンタジーS2着のドナベティらには試練となる。

他は大きな差はなくイーブンだが、2~6枠から中団で脚を溜めて差す競馬をした馬は【4.5.7.29】複勝率35.6%と安定した成績をマークする。差し馬が台頭する傾向にある本レースにおいて、2~6枠なら馬群で折り合える状況になりレースがしやすくなるのだろう。

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(SPREAD編集部)

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