深夜のガソリンスタンドは“狩場”だった スナイパーに狙われた女性 「ハンテッド 狩られる夜」公開決定

「ハイテンション」「ヒルズ・ハブ・アイズ」などで監督を務めたアレクサンドル・アジャが製作、「マニアック」のフランク・カルフンが監督を務めた映画「ハンテッド 狩られる夜」が、2024年2月23日より劇場公開されることが決まった。

「ハンテッド 狩られる夜」は、スナイパーに狙われた女性の絶望と恐怖の一夜を描いたサバイバル・スリラー。不倫相手と一夜を過ごし、深夜に夫の元へと家路を急ぐアリス。偶然立ち寄った人里離れたガソリンスタンドには、どこにも店員の姿がない。仕方なく店を出ようとしたその時、突然どこからか銃弾が飛んできて腕を負傷。彼女を心配して店内に入ってきた不倫相手も撃ち殺されてしまう。残虐無比なスナイパーに狙われた彼女の、人生最悪の夜が始まる。

原案は、スペインのインディーズ・スリラー映画「シャドウ・スナイパー」。設定にほれ込んだプロデューサーの1人が監督に企画を打診し、孤立無援のガソリンスタンドでスナイパーにひたすら狙われ続けるという設定を生かしながら、コロナ禍後の混沌とした社会を舞台にすることで、アメリカ社会の“今”を反映させた作品を作り上げた。

公開された本予告では、不穏なBGMとともに車からもれるガソリン、周りに血が飛び散ったキリストの置物、急いで店を後にしようとしたアリスを突然襲う銃弾が描き出される。彼女を探しに来た不倫相手も背後からの狙撃の餌食となってしまい、孤立無援の状況に陥るアリス。助けを求めたトランシーバーの通信相手は彼女の命をもてあそぶスナイパーだと分かり、絶望的な状況へと追い込まれていく様子が捉えられている。

【作品情報】
ハンテッド 狩られる夜
2024年2月23日(金・祝)よりシネマート新宿ほかロードショー
配給:トランスフォーマー
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