人気トップクラスの久米島フェア開幕 4年ぶりに飲食ブース復活 「島の魅力に触れて」 那覇市のタイムスビルで10日まで

 「2023久米島町観光・物産と芸能フェア」が8日午前、那覇市久茂地のタイムスビルで始まった。1階には計18の物販、飲食ブースがあり、2階では工芸品の展示即売が行われている。飲食ブースの出店は4年ぶり。10日まで開催している。

 フェアは沖縄タイムスふるさと元気応援企画第32弾。久米島町は2013年以降、オンライン含め11回目の開催となる。

 オープニングセレモニーで沖縄タイムス社の武富和彦社長は「久米島フェアは(他の離島フェアの中でも)トップクラスの来場者で、人気が高い。島の宝を集めたので、その魅力に触れてほしい」、桃原秀雄町長は「島の物産、芸能を楽しんでファンになっていただき、島にも足を運んでほしい」と来場を呼びかけた。

 今回初出店の「ブルワリーツムギ」(町仲泊)の島袋陽子さんは4種のクラフトビール(税込み700円)を用意。「町特産のマンゴー、パッションフルーツなどを使った自信作なので、ぜひ那覇の人にも飲んでほしい」とPRした。

 9、10日には、3階のタイムスホールで同町の中高生による現代版組踊「ガサシワカチャラ」公演が開かれる。

久米島フェアの物販コーナーで商品を買い求める女性客=8日午前、那覇市久茂地のタイムスビル
オープニングセレモニーでテープカットする主催者ら=8日午前、那覇市久茂地のタイムスビル

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