冬のボーナス 岡山県職員に支給 一般職平均80万2500円

岡山県庁

 岡山県は8日、職員に冬のボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。一般職の平均(41.7歳)は80万2500円で、昨冬に比べて2.8%(2万3200円)減少。県は人事委員会の勧告を受けて平均で4万2800円を追加支給する方針で、実際には2.4%程度の増加となる見込み。

 対象は教員や警察官を含む2万1293人で、総額は3.2%減の170億8761万4千円。夏と合わせた年間の支給月数は前年度と同じ4.4カ月分だが、夏と冬の支給配分が異なり、冬は0.05カ月分減の2.2カ月分となった。

 職員のボーナスを巡っては県人事委員会が10月、2023年度の支給額を0.10カ月分引き上げるよう勧告。県は関係条例の改正案を開会中の11月定例県議会に提案予定で、可決されれば追加支給する。

 特別職は期末手当のみで、知事316万3千円▽副知事250万1千円▽教育長218万2千円。県議は、議長239万3千円▽副議長215万3千円▽一般議員201万円。

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